22歳の私…
当時付き合っていた大学卒業したての彼がいた
私は今でこそ心因性の病は解明されているけど
当時は訳がわからない心の不調に悩まされてスッキリしない日々を過ごしていた
そんな私を理解して心の大きい彼は本当に愛で包んでくれた
彼は私に結婚して欲しい!
と何度も言ってきて
会う度に住宅展示場や結婚式場を見に行く
事が決まりになっていた
めっちゃ、幸せだよね!
今の私なら本気で思う
若いし、賢く仕事は順調✨
何も心配ない!
彼には汚点がない!
阪神淡路大震災が起きた!
彼は私の家まで7時間の渋滞を抜けて
逢いに来てくれた
ただ心配だったからと…
その年の夏・・
祇園祭に行く日に
突然わたしは口にした!
何でかわからないが
『私、実家が心配、母を置いて嫁に行けない』
『私、結婚しない!』
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彼はいつもの冷静な口調と変わり
『何で?突然!』
『お母さんが心配なら俺らと一緒に住もう』
とまで言って歩みよってくれた
もう私は何でかすごく幸せに対する恐怖
でいっぱいだった
私が幸せになったらダメな気がした
それくらい自己卑下の塊だった
祇園祭に行くのを止めて私は家に帰った
泣いて帰った私に母は大した反応も示さない
あっそう。でおわり
悲しくて悲しくて
好きなのになんか怖い!
彼に嫌われる事をした
彼はカードローンが大嫌いだ
私は指輪や時計をローン払いでしていたのを
逢いにきた彼が明細を見て
全部払ってくれた
『こんな事してないで早よ結婚しよ!』
まだ私を好きなんだ
自分から強制終了
無理やり会わない様にした
家の電話も出なかった
当時は携帯も普及してない時代
何週間が過ぎて、手紙が届いた📩
彼らしい丁寧な字で、、、
黄色い綺麗な便箋に3枚びっしりと
彼の思いが書いてあった
ひかりへ
僕は本当にひかりのコトが大好きだ❤️
ひかりとずっと一緒にいたかった
ひかりを絶対に幸せにしたかった
でもひかりが僕を必要としていないと
わかったから、僕は諦めるしかない
違う人生を歩む事になるけど
いつか何十年先かもし会うことがあったなら
その時は笑顔で思い出として話しが出来るようになりたい!
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泣きながら読んだ…
寂しい!
何度も読んだからこんな内容だったと
覚えている
でも母や祖父母が心配
もうどうしたらいいんだ私は!
何で私こんなに苦しい?
スピリットが寂しがってる
何ヶ月か時が過ぎて
私は寂しくて寂しくて
彼に電話をしてみた!
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『この電話は現在使われておりません』
引っ越してる!
えーっと…
実家にかけたら
お父様が出られてびっくりされた後に
取り次いでくれた
『ひかり、元気で頑張りや!応援してんで』
ともうすっかり吹っ切れてる!
私は勇気を出して話した
『私、やり直したい…』
彼は
『もう、遅いわ!次行ってるから・・』
時すでに遅し💦
彼女がもういると遠回しに言われた
こんな意味不明な私の心情は
今の私からだと理解できる
当時は全く本当の自分に嘘ついていた
というかスピリットでは好きなのに
周囲に気を使ったり、要らない思考が
邪魔をしていただけ
家庭崩壊で育った過程で
無意識に不幸せを選択しついた
以上
いかに自分が心の病だろうが何だろうが
自分のスピリットに嘘つかない事が
自分も幸せ
周りも幸せ
になるということを
愛という形で私は学ぶことが出来た
当時の思いは辛かったけど
今の受け取り方が変わったから
22歳の私のパラソルワールドも心地よい❣️
今日のバレンタインデー❤️
に淡い⁈恋バナでした💫